北陸環境サービスでは、
2018年に福井県が主催した
「スポGOMI大会（スポーツ×ゴミ拾い）」
に参加し、見事優勝を果たしました。
スポGOMIの活動内容や
参加への思いについて、ご紹介します。
山岸：スポGOMI大会は、福井国体・障スポの開催に向けて、環境美化活動を県民運動として展開する一環として行われました。ゴミや環境に携わる企業として当社も参加。私と見延、中川の３名が出場者に選ばれました。
中川：５人で１チームだったので、山岸さんの娘さんと、うちの娘も参加しました。娘たちは家が近所で普段から仲がいいんです。
見延：スポGOMIは、まず2017年の11月に福井市の大会がありましたよね。
山岸：地域ごとに予選があり、上位３チームが県大会に出場できるという流れです。予選で当社は１位、同社の関連会社「福井クリーン・システム」が３位となり、ともに2018年６月の福井県大会に出場しました。
中川：9時半から12時までの間に、決められたエリア内のゴミを集めるというルールです。福井市大会は、福井県産業会館周辺を回りました。
山岸：ゴミの種類によってポイントが決まっていて、燃やせるゴミは100g=10pt、燃やせないゴミは100g=5pt、たばこの吸い殻は5g=100ptで、合計ポイントを競います。
見延：いろんなゴミがありましたよね。空き缶とかペットボトルとか。
山岸：車からのポイ捨てゴミが多かったですね。
中川：田んぼの中に落ちていた壊れたカラーコーンもありましたね。あれは重たくて持って歩くのが大変でした（笑）
山岸：結果的にはカラーコーンを押さえるゴムの重量がポイントを稼いでくれて優勝できました（笑）
山岸：市の大会で重量のあるゴミが有利だということがわかったので、県大会では水分を含んだゴミを集めようと、側溝やドブの中を集中して探しました。結果、２位と10キロ以上の差をつけて優勝しました。
中川：ちょっとやりすぎましたかね（笑）
山岸：やるからには優勝を狙おうと思って。なら、量より質だなと。
見延：でも、その分、大変でしたよね。最終的には13キロ分のゴミが入った袋を持って歩くことになったので。
中川：重かったですね。最後には袋が破れてしまったし（笑）
山岸：県大会は福井市運動公園周辺が指定エリアで、市の大会より範囲が広かったんです。他のチームが回った後だとゴミが残っていないので、まわりの動向を見ながら動きました。
中川：側溝の中は他のチームがあまり見ていなかったので、そういう意味でも集めやすかったかもしれません。
山岸：ドブの中のゴミを探すのは抵抗もありましたけど、それでキレイになるならいいかなと思いましたしね。あと、大会ではエリア内に10個のカプセルが隠してあり、それを見つけると副賞でお菓子がもらえるという仕掛けもありました。見延さんが見つけましたよね。
見延：剪定した木の上に置いてあって、すぐわかりました。
中川：そういうのもあって子どもたちも楽しそうに参加していましたよね。
山岸：自分たちも何が何でも優勝、というよりは楽しんで参加できればいいかなという意識でした。結果的に街がキレイになったのも実感できましたし、参加して良かったですね。
山岸：普段は別々のトラックに乗っているから、仕事上で一緒に何かやるのは少ないですよね。
見延：私は愛知や静岡など遠方を回っていますし、中川さんは医療廃棄物がメインで。業務担当も違いますしね。
山岸：当社では地元への恩返しの意味も込めて、地域イベントにはできるだけ参加するようにしています。スポGOMI以外だと、福井西商工会議所主催の三輪車レースにも参加しました。
中川：会社から半強制的に（笑）。というのは冗談半分ですが、参加すると、それなりに楽しいですよね。
見延：このメンバーは普段から仲がいいですけど、こういったイベントに参加するとますますチームワークが高まります。機会があればまた参加したいですね。
山岸：スポGOMIは市大会、県大会ともに優勝賞品もあり、県大会では若狭牛をいただきました。
中川：仕事の後、うちでバーベキューしてみんなで食べましたね。
見延：おいしかったですね。
山岸：そういう意味でも、また機会があれば参加したいですね（笑）
